23年夏「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」開業へ マリオット・インターナショナルの最高級カテゴリーブランドで

日本有数の名勝地である奈良市の「奈良公園」に近接した場所に2023年夏、「森トラスト」が進めている新規ホテル「紫翠 ラグジュアリーコレクションホテル 奈良」が開業します。

同社が当社が2017年に立ち上げたホテルブランド「翠 SUI」の3軒目の展開である一方、リオット・インターナショナルの最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」を誘致したダブルブランドホテルです。

開業するのは、「奈良公園」の西端に位置する吉城園周辺地区で、日本文化の発祥の地として世界にも知られる奈良の中でも、春日大社や興福寺、東大寺などの世界遺産にも囲まれ、様々な取り組みにより風致が維持されてきた緑豊かなエリア。

ホテル名は、古より愛でられてきた「紫幹翠葉」(山々が青々と美しい様子)に由来しており、その名の通り奈良の歴史や伝統、神秘を体感する滞在できる場所を提供するそうです。

周囲には、昭和天皇が、戦後日本の復興の礎となったサンフランシスコ平和条約に調印した場でもある旧知事公舎や、かつての興福寺が持っていた現存する子院として希少な遺構である旧世尊院、万葉集にも詠まれた吉城川に隣接し、茅葺屋根の茶室を擁する吉城園主棟など歴史的にも文化的にも唯一無二である建築物があり、歴史的建造物や豊かな緑との融合を図り、ラグジュアリーホテルを中心とした施設開業を目指しています。

設計は、日本を代表する建築家隈研吾氏で、奈良文化が織りなす歴史、文化、自然が調和すの結び」がデザインコンセプ。約9,000坪の敷地に8棟の建物が立ち並び、「小さな風景から大らかな集合」を生み出すことにより、奈良の環境に溶け込むような街並みを形成するそうです。

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