既成概念に捉われない現代アート展 「Art in Tokyo YNK」 京橋の東京スクエアガーデンで

東京・京橋の「東京スクエアガーデン」の1階オフィスエントランスホール内「東京スクエアガーデンアートギャラリー」で2024年1月19日まで、現代アート展「Art in Tokyo YNK」が開催されています。
ギャラリー「四季彩舎」の石井信氏と「TOMOHIKO YOSHINO GALLERY」の吉野智彦氏によるプロジェクト「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」が「東京建物」と協力して開催し、今回で5回目。若手アーティストの作品に触れることができます。

東京スクエアガーデンでは「Art in Tokyo YNK」展の開催を重ねながら、会場であるオフィスエントランスホールで年間を通じてアート展示を展開し、アートの力で多様性に満ちていく空間づくりを模索しており、日本画や油彩画の可能性を独自に広げる作品から、写真や印刷を実験的に用いた作品まで、幅広い作品が展示されます。

「Art in Tokyo YNK」は、ディレクターを務める「TOKYO CONTEMPORARY KYOBASHI」が発掘した、既成概念に捉われない時代性のある若手アーティストの作品にどこよりも早く触れることのできる展覧会。

今回の注目は、展覧会という形で自身の作品を初めて発表する写真家・小山恭史氏。音楽誌やファッション誌を中心としたクライアントワークで活躍し、Instagramのフォロワー数1.4万人超の小山氏ですが、人々の活動が止まったコロナ禍にあえてさまざま都市を歩き、街で消費者を誘うネオンや広告などを撮影。
それら膨大な数の写真を巧みに重ねあわせたアートワークは、6枚を制作するのに約3年をかけており、強いエネルギーが溢れた作品となっています。「Art in Tokyo YNK」展には、「無明-東京-」と「無明-愛知-」の2点が出展されます。
そのほか、HARUNA SHIKATAさんら多くの若手のアーティストが参加しています。

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