〝運動会〟を軸に3日間の社員研修 社員と組織の成長をもたらす「運動会プラス」プログラム

昭和の高度経済成長期-。今と比べて衣食住のどれをとっても貧しい時代でしたが、それでも社会は熱気にあふれ、人々は明日を信じる日々を過ごしていました。そんな時代にあったのが、企業の社内運動会。
今では信じられないかも知れませんが、グランドを借り上げ、社員総出で競技を楽しむ会社も珍しくありませんでした。その運動会で醸成される社員の一体感が、仕事にも生かされ、その企業の活力にもなったのです。

そんな社会運動会を軸に社員研修を実施するというサービスが誕生しました。法人向けの社内運動会の企画・運営を行う「運動会屋」(東京都渋谷区)がこのほどスタートさせた新サービス「運動会プラス」です。社員研修のプロフェッショナル集団の「カケハシスカイソリューションズ」と共同開発したもので、運動会の効果を更にレベルアップした、社員と組織の成長をもたらす研修プログラムとなっているそうです。

「運動会プラス」は、社内運動会の実行委員を対象にした〝運動会〟を軸に行う研修です。研修テーマに合わせて選出されたメンバーが、プログラムに基づき「社内運動会」の企画・運営を体験。

運動会前の研修やワークショップ、オリジナル競技の開発によって、チームビルディング、タスクマネジメント・プレゼン力などを習得。また、運動会実施後は、フォローアップのワークショップで、プロセスを振り返り、得られた成果を日々の業務にどう活かしていくかを考え、今後のアクションにつなげるそうです。

効果の具体例としては、内定者や新入社員は「組織文化理解、社会人の基礎、リーダーシップ、相互協力、相互理解など」で、若手・中堅社員は「次世代リーダー育成、逆算思考、人を巻き込む力など」、各部門長なら「プロジェクトマネジメント、思考の柔軟化、部門間連携の促進、管理職間の連携など」だそうです。

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