好む会議、オンライン派、オフライン派が拮抗 「9時間会議をした」という声も

好む会議はオンラインとオフラインが拮抗-。
経営・組織コンサルティングや従業員向け研修をする「識学」(東京都品川区)の「会議に関する調査」で、こんな結果が分かりました。

調査は、全国の従業員数10人以上の企業に勤める20歳~59歳の男女で、直近3年以内にお勤めの企業でオンライン会議、オフライン会議どちらも出席したことがある人、オフライン会議のみ出席したことがある人を対象にインターネットで実施。有効回答数は一般社員150人、管理職150人。

調査で「あなたが最も参加している会議について、オンライン会議とオフライン会議どちらを好みますか」と聴いたところ、「オンライン会議」20.7%、「どちらかと言えば、オンライン会議」27.3%、「どちらかと言えば、オフライン会議」33.0%、「オフライン会議」19.0%となり、オンライン派が48.0%、オフライン派が52.0%とほぼ拮抗した状況となりました。

オンライン、オフライン会議について、それぞれの弊害について聞いたところ、オンライン会議の弊害トップ3は「発言のタイミングがつかめない」54.0%、「画面越しのコミュニケーションになるため相手の意見や考えが分かりづらい」49.3%、「その場の雰囲気を感じることができないため、自分の意見が言いにくい」38.3%となりました。

一方、オフライン会議3は「会議に付随する移動や手間が発生する」48.7%、「スケジュールが合わせにくい」47.3%、「交通費・会場費等のコストが発生する」39.3%となったそうです。

自由回答形式で「最長どのくらいの時間会議をしたか」と聴いたところ「セール品のことで9時間ほど会議をした」(男性、35歳)、「物流システムの打ち合わせで8時間会議をした」(男性、53歳)、「中途採用に関する会議で、約8時間の会議をした」(男性、42歳)といった声があったそうです。

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