人材採用で大成功の建設会社が秘訣を公開!  成功の鍵は若手社員を起用した採用活動

建設業界は人手不足に直面しています。それも人口減が進む地方企業ならなおさら。人材難が会社の将来に影を落としかねません。

そうした中、多くの新卒、中途がエントリーし、人材難どこ吹く風という会社もあります。滋賀県高島市の総合建設会社の「SAWAMURA」は、地方企業でも工夫によって採用難を乗り越えている典型例。2023年卒では、約400人のエントリーを集め、過去最多となる11人の新入社員を迎えたそうです。
その「SAWAMURA」が人材採用成功の秘訣を公開しています。

同社の採用は、1年を通した採用活動計画をたて、学生と距離の近い若手社員が会社の魅力や社風を伝える運営を行っているのが特徴です。

入社1~3年目の若手社員6人で結成した採用委員会が中心となり、イベント運営や学生への魅力発信を展開。人事担当者だけでは伝えきれない、職種ごとのやりがいや魅力を、合同説明会や自社のイベントで現場社員から伝えることで、入社前後のミスマッチを防ぎ、学生がより同社の社員として働くうえでの成長イメージをもつことができる運営を心がけているそうです。

また、同社で開催するインターンシップは、対面のグループワークショップ形式で実施。部門を超えた連携やチームワークを大切にする精神を肌で感じてもらうため、インターンシップの内容はすべてオリジナルで、若手社員のチームが企画から当日の運営まで担当し、自分たちの仕事の魅力が伝わる構成になるよう、何度も打ち合わせを重ね作りあげるそうです。

さらに、学生が抱えている、入社前の不安や疑問を解消するため、選考・イベントとは別に、若手社員が面談を行ったり、現場に連れて行ったりする「メンター制度」を採用。面談の中では、自社の魅力伝達を優先するのではなく、学生が感じる就職活動中の不安や悩みを聴き、学生の就職活動の軸を明確にするサポートを行っているそうです。

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