「日産自動車」と青森県津軽圏域14市町村を束ねる地域連携DMO「一般社団法人 Clan PEONY 津軽（クランピオニー つがる）」、「日産サティオ弘前」はこのほど、津軽圏域14市町村での日産キャラバン（車中泊車両）を活用した「津軽圏域14市町村の観光推進に向けた連携に関する」協定に締結しました。

同協定は、2次交通や宿泊施設の不足さらに交流人口の減少など、観光事業の活性化に課題を持つ津軽圏域の14市町村に対し、販売会社と協力をしながら、日産キャラバンを提供するなど、車中泊をベースとした市内観光プランの実証実験のツアーを行うものです。

津軽圏域14市町村は、岩木山、ねぶた祭り、世界遺産として知られる「白神山地」、太宰治のゆかりの地などの名所旧跡が数多くあるほか、リンゴをはじめ津軽地域ならではの農産品も豊富です。

実証実験のツアー6月2日から7月2日までの間で、18組36名限定で実施致。テーマ別で津軽圏域14市町村の各地をめぐる6つのツアープラン（1泊2日コースと2泊3日コース各3つ）を用意。各地域の名所名跡の訪問、観光体験などを織り混ぜ、車中泊は各地のオートキャンプ場やアウトドア宿泊施設などで日産キャラバン マルチベッドでの車中泊をするプランとなっています。

ツアーは「小説『津軽』をめぐる（2泊3日）」、「津軽の歴史探訪（2泊3日）」、「津軽のアートにふれる（2泊3日）」、「津軽の農業・漁業体験（1泊2日）」、「津軽『鬼コ』をめぐる（1泊2日）」「白神山地を堪能する（1泊2日）」の６つ。

「小説『津軽』をめぐる」は、太宰は小説「津軽」に「津軽の旅行は5、6月に限る」と記していますが、まさにその季節に津軽を旅した太宰の気持ちを想像しながらゆかりの地を訪れるもの。
「津軽『鬼コ』をめぐる」は、水害が多かった岩木川流域を中心に多く見られる「鳥居の鬼コ」が鎮座する神社を巡る旅だそうです。