京都の職人が仕上げる扇子のオンラインショップ「扇ことば」 第1弾シリーズで各月の花ことばをモチーフにデザイン
- 2022/12/13
- ライフスタイル
うちわ・扇子の製造販売「「伏見上野旭昇堂」(京都市伏見区)はこのほど、京都の職人が仕上げる伝統的な扇子が購入できるWEBサイト「扇ことば」を楽天市場に開設しました。第1弾のシリーズとして各月の花ことばをモチーフにデザインした扇子を販売するほか、2023年1月5日まで全品10%OFFになるそうです。
オンラインショップの開設は、昨今の社会状況で仕事が少なくなり苦しい状況が続く日本の職人への応援や、既成概念に囚われない新たな若手デザイナーの発掘などの思いが込められているそうです。
古来日本で発祥した扇子文化がヨーロッパに渡り「扇ことば」というコミュニケーションツールとして成長した歴史的背景を踏まえ、1つ1つの扇子にストーリーを込め、扇ぐだけではなく、想いを伝える扇子として、新しい付加価値を加えて提供するとのことです。
第1弾のシリーズは12カ月各月の花ことばをモチーフにデザインした扇子です。
絵柄には花ことばもそれぞれイメージし、メッセージ性も持っています。和装はもちろん、洋装にも合わせやすいデザインで、花ことばに因んだオリジナルポエムも付いているそうです。
贈り物や、自分自身への応援として込められたメッセージを見てもらうことで、ただ涼を得るために扇ぐだけでなく、豊かな気持ちになれるアイテムとして使ってもらいたいそうです。
扇子は京都の職人が手作業で作ります。竹の一番硬い外側の上質な部分のみを薄く仕上げることで、通常30~35本の竹骨が使われるところ、45本の骨を使用。骨数が多いことで、手に馴染みやすく柔らかで心地良い風を生み出します。また紙の貼り方も、大短地という扇子上部だけへ貼る形状になっており、高級感を醸し出すそうです。