「鉄道開業150年記念弁当」を発売JR東日本×横浜市歴史博物館×崎陽軒で

1872年10月14日、日本で最初の鉄道が新橋-横浜間で開業しました。それから150年を経て、日本の鉄道シーンは様変わり。列車の窓から身を乗り出してホームにいる売り子から駅弁を買うような光景が珍しくなく、横浜駅でも1950(昭和25)年、売り子の「シウマイ娘」が登場し、「シウマイはいかがですか」と発車待ちの車窓越しに売り歩いたそうです。

そうしたシーンはまったくなくなりましたが、旅の途中で食べる駅弁の格別な美味しさは昔も今も変わりません。

そんな中、鉄道開業150年を記念し、JR東日本と横浜市歴史博物館、崎陽軒が協力してつくった弁当「JR東日本×横浜市歴史博物館×崎陽軒 鉄道開業150年記念弁当」が10月15日から発売されます。

弁当は、シウマイはもちろん、ふわふわ食感のスクランブルエッグをトッピングした「オムライス」や「海老グラタン」、「海老フライ」、「ミニベイクドチーズケーキ」など、鉄道開業の地である横浜らしさが洋風のおかずで表現されているそうです。

シウマイといえば特に注目されるのが、醤油入れ「ひょうちゃん」。シウマイが誕生した1928(昭和3)年当時は小さなガラスのビンでしたが、戦後にひょうたん型の白い磁器となったそうです。
それが1955(昭和30)年、その白い磁器の醤油入れに、漫画家・横山隆一(代表作:フクちゃん)がたくさんの表情を描き、48種類の「ひょうちゃん」が誕生しました。
今回の弁当にももちろん、白い磁器の「ひょうちゃん」が入っています。

弁当の掛け紙には、横浜市ふるさと歴史財団が運営する横浜開港資料館が所蔵している鉄道開業当時の横浜を走る列車の風景が描かれた錦絵をデザインしており、150年という歴史に想いを馳せることができます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため販売は、崎陽軒公式WEBサイトによる完全予約制(店頭受渡・支払)。価格1,500円(税込み)で、販売日10月11~15日の5日間合計4000個の限定販売となるそうです。

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