家計で最も難しいと思うことのトップ2は「収入増加」「資産運用」。最も簡単だと思うことは「節約」がダントツ－。
「ソニー生命保険」がこのほど実施した「家計防衛に関する調査」でこんな結果が分かりました。

調査は2022年6月9日からの5日間、18～69歳の男女にインターネットで実施したそうです。

家計について「最も難しいと思うこと」を聞いたところ、「収入増加」が34.1%でトップ。次いで、「資産運用」が19.7%、「預金・貯金」が16.7%、「節約」が10.1％などといった結果になりました。

新型コロナウイルス感染症の影響で企業業績の悪化や雇用環境が厳しさに直面している人もおり、収入の増加に期待できないと考えている人が多いようです。
また株価の低迷や低金利などで資産運用が難しいと考えている人もいるようです。

一方「最も簡単だと思うこと」を聞いたところ、「節約」が29.0%でダントツとなり、次いで「家計管理」が11.6%、「預金・貯金」が7.2%などとなりました。また、「特になし」が46.4%となっており、家計防衛が容易ではないことを裏付けました。

また、「家計について、最も注力したいこと」では、「節約」が22.1%と最も多く、次いで「預金・貯金」が21.6%、「資産運用」が20.7%となり、収入を増やすことは難しいと予想し、支出を減らすことに注力したいと考える人が多いことがうかがえました。

年代別にみると、10代・20代では「収入増加」、40代では「資産運用」が最も多くなりました。