岐阜県東白川村に女性専用の森林レンタルエリア誕生 場所は非公開、エリア内には洋式トイレも

女性キャンパーが増える中、岐阜県東白川村にこのほど、女性専用の森林レンタルエリアが誕生しました。森林レンタルサービス「forenta(フォレンタ)」が開設した「forenta-GIFU 東白川なでしこキャンプエリア」で、すでにエントリーを受け付けています。

「forenta」は、キャンパーが森林空間を1年間レンタルできるサービス。年間契約を済ませれば、訪れる際の予約は必要ないので、天気や仕事の予定を気にせず、いつでも好きな時にキャンプをすることが可能。伐採や整地などの開発を行なっていないそのままの森林を自分のプライベートな空間として持つことで、都市部では味わう事のできない体験ができるそうです。

しかし、近年キャンプ人口が増加する一方、女性キャンパーへのつきまといなどの問題もたびたび報じられています。一部のモラルに欠けたキャンパーがいることで、女性のキャンプの選択肢が制限されてしまうこともあるようです。

「静かな森の中で木々から差し込む朝日を浴びながらコーヒーを飲んだり、小鳥の囀りを聞きながら読書をしたり、何も考えず焚き火をぼーっと眺めたり…」。
「forenta」の女性専用エリアは、そんな癒しを求める女性の一つの選択肢になりたいという思いから誕生したそうです。

エリアの場所は非公開で、男性は女性と同行する場合のみご利用が可能。また、一年間の契約なので、不特定多数の人がエリアに出入りすることや、民家から離れた山の中にあるため、エリア内を無関係の人や車が行き交うことないそうです。また、ドコモと楽天モバイルの電波が繋がるほか、エリア内には洋式トイレを設置する予定となっています。

募集区画は8区画で、1区画あたりの平均面積は約800平方メートル。年間利用料金は66,000円(税込み)。詳しい場所は内覧会に参加された人にのみ教えてくれるそうです。

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