高校生が育てたラベンダーを使った新作ジン発売 北海道・ニセコ蒸溜所がフレッシュな若者とコラボ

北海道ニセコ町でジャパニーズウイスキーづくりを進める「ニセコ蒸溜所」は、地元高校生らとコラボレーションし、新作ジンの発売や、蒸溜所バーカウンターで新作カクテルを期間限定で販売しました。

新作ジンは、ニセコ町にある「北海道ニセコ高校」生徒さんが育てたラベンダーをメインボタニカルにした「ohoro GIN Limited Editionラベンダー」。

ラベンダーはニセコ町花で、ニセコ高ではラベンダー研究班の生徒たちが育てているそうです。そのラベンダーを同蒸留所が買い取り、心地よい香りを存分に引き出し活かすために、乾燥させずフレッシュなまま使用し、軽やかで華やかな香りを抽出しました。

ラベンダーの香りをそのままに感じられるように、ストレートやロック、炭酸割りなどシンプルな飲み方がおすすめだそうです。また、フローラルなカクテルのアクセントとしても楽しめる味わいになっています。
200ミリリットルで、希望小売価格は1,617円(税込み)。

新作カクテルは、「札幌観光ブライダル・製菓専門学校」の生徒が考案したもの。同校では学びの集大成として、ホテル学科の2年生を対象に2016年から「カクテルコンペティション」を開催しており、今年は同蒸溜所の「ohoro GIN(スタンダード)」が題材となり、「北海道ニセコの魅力を感じる『一杯』を。」というテーマで競われたそうです。

大会で優勝したのは泉谷美紅さんの「mokor Siwnin(モコロ シウニン)」で、アイヌ語で「眠る緑」という意味だそうです。冬の間ひそやかに春を待つ森の木々と未来をイメージしたカクテルで、ジンの凛とした味わいを酸味と爽やかな甘みが引き立て、とても飲みやすい仕上がりとなっています。

カクテルは1杯1,430円(税込み)で、6月22日までの期間限定メニューです。

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