ユネスコエコパークの星空と世界的アートが夢の共演 谷川岳「天空のナイトクルージング」

豊かな生態系があり、地域の自然を活用した持続可能な経済活動を進めるモデル地域に「ユネスコエコパーク」があります。

2017年6月に登録された群馬県みなかみ町では4月16日から5月17日まで、エコパークの星空と世界的アートを楽しめる谷川岳天神平ロープウェイ「天空のナイトクルージング」が11回行われます。

「ナイトクルージング」は、日本100名山である谷川岳天神平を舞台とし、夜特別運行されるロープウェイに乗って標高1300メートルの高地まで空中散歩。ふもとでは体験できない大自然に投影される光のアート「デジタル掛け軸」と、谷川岳天神平の星空を鑑賞するという特別なイベントです。

春の「ナイトクルージング」は、全長2300メートルを約15分かけて谷川岳の山並みを見ながら運行。天神平に到着すると、乗降駅などでミラーボールアートや残雪に投影された幻想的な「デジタル掛け軸」のほか、晴れた日は満天の星空が楽しめます。

「デジタル掛け軸」は、万華鏡のような幾何学模様があたかも地球の自転を感じる速度で変化し、日本古来の「移ろい」や「無常」を表現したここだけの映像作品。ユネスコエコパークに象徴される谷川岳天神平の豊かな大自然の中に特別な空間を作り上げるので、星空が見えなくてもここだけの独創的な体験ができるそうです。

また、「ナイトクルージング」を楽しみながら撮影した写真を応募できる「フォトコンテスト」も開催。みなかみ町のダムカードとのコラボレーションしたオリジナル「星空ダムカード」のプレゼントもあるそうです。

参加費は大人3,000円、小学生1,500円(未就学児無料)。

関連記事

ページ上部へ戻る