配偶者や家族の収入について「知らない」が6割以上 家族名義の保険の詳細を把握しているは約4割

生計を共にしていながら配偶者や家族の収入について「知らない」人は6割以上-。

「セゾン自動車火災保険」がこのほど実施した「夫婦間・家族間におけるお金の管理」に関する調査で、こんな結果が分かりました。

調査は昨年12月、全国の30代~50代の男女500人ずつの計1000人を対象にインターネットで実施。

調査によると、家計を「自分と共に配偶者、同居者も負担している」と答えた人は全体の42.3%。

互いの収入について「すべて知っている」と答えた人は全体の35.2%で、「一部知らない・わからないことがある」「お互いひとつも知らない」と回答した人は64.8%に達しました。 家族で互いにキャッシュカードの暗証番号を知っているかと質問したところ「お互い知らない、不明・わからない」と56.3%の人が回答したそうです。

また、インターネットバンキングは、全体の64.3%が、自身と配偶者・同居人のどちらか、または互いが利用していると回答した一方で、互いのIDやパスワードを把握していない割合は70.7%となり、家族のキャッシュカードの暗証番号を把握していない割合よりも上回る結果となりました。

保険については、自分名義で加入している保険については、保険会社名や共済名を把握している人が67.9%だったのに対し、家族の名義で加入している保険会社・共済名を把握している人は44.4%。さらに、普及が進むデジタル証券のIDやパスワードなどの把握状況に関しては、52.3%が家族に伝えていないそうです。

「セゾン自動車火災保険」は「家族に万が一のことが起こった場合に備え、保険の加入状況や銀行口座のID・パスワードなどの重要な情報は家族間で確実に共有しておくことが必要」などとしています。

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