「ひつまぶし」の本場、名古屋の「あつた蓬莱軒」が幕張へ 「ホテルニューオータニ幕張」で2日間限定

「うなぎ」と言えば、関東と関西で焼き方などが異なります。開くのも関東は「背開き」ですが、関西は「腹開き」。焼き方の違いは「蒸すか、蒸さないか」で、関東が蒸してから焼くのに対して、関西はそのまま焼くことです。それによって関東では「トロッとして中がふわ」、関西では「パリッとして中がふわ」という仕上がりになります。

そんな焼き方に違いがあっても、うな重やうな丼で食べるのはあまり変わりがありませんが、名古屋グルメとして知られているのは「ひつまぶし」です。

「ひつまぶし」は、ご飯の上に、刻んだうなぎをたっぷりと乗せてあります。まずはそのまま食べて、次は薬味と一緒、最後はお茶やだし汁でお茶漬けのようにして楽しむというのが一般的に知られている食べ方です。

その「ひつまぶし」発祥の店として人気なのが名古屋市熱田区にあり、熱田神宮の隣に店を構える「あつた蓬莱軒」。創業以来140年以上に渡り、秘伝のタレにくぐらせた「ひつまぶし」は人気が途絶えることがありません。

「ホテルニューオータニ幕張」では3月5、6日の2日間、その「あつた蓬莱軒」の総料理長 武藤俊吾氏を招きいた「名古屋『あつた蓬莱軒』フェア」が開催され、日本料理「千羽鶴」で本場のひつまぶしを味わえます。

「あつた蓬莱軒」の「ひつまぶし」は、蓋を開けたら湯気が立ち上る中、しゃもじで十字に分け、一膳目はそのまま本来の旨味を味わいます。二膳目には、わさびやネギ、海苔を好み加え味に変化をもたらせます。三膳目は特製出汁をかけてさらさらと。最後は、一番気に入った食べ方を楽しむのが定番です。

また、「ひつまぶし」に次ぐ「鰻巻き玉子」も提供されます。 時間は午前11時半~午後2時、午後5時から午後7時半。料金は7,500円、10,000円、13,000円(サービス料別)。

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