鳥取県のジビエを自宅で味わえる「とっとりジビエ ミールキット」 イタリアンレストラン「LIFE」の相場シェフがプロデュース
- 2021/12/24
- グルメ
ジビエの食肉としての利活用を推進している鳥取県が、東京・渋谷のイタリアンレストラン 「LIFE」のオーナーシェフ相場正一郎氏に開発を依頼した「とっとりジビエ」を使用したミールキット3種が発売されました。
発売されたのは「ポルチーニとイノシシのラグーソース ブラータチーズつき(2人用)」、「オリーブの実とシカのラグーソース ブラータチーズつき(2人用)、「ハーブの香るイノシシの骨つき肩ロース(3本)」で、家庭の食卓でもなじみのあるパスタソースや、家庭でもアウトドアでも気軽に食べられる骨付き肉に加工することでジビエを堪能できる仕上げになっています。
「ポルチーニとイノシシのラグーソース ブラータチーズつき」は、イタリアでは、〝山の料理〟 として親しまれてきたイノシシのラグーソース。香草のローズマリーとセージで肉の臭みを抑え、ポルチーニとともに赤ワインとトマトで煮込むという伝統的なレシピを、白ワインでアレンジし、すっきりと爽やかに仕上げています。価格は3,680円(税込み、送料別)。
「オリーブの実とシカのラグーソース ブラータチーズつき」は、ローストしてレアで調理されることの多いシカ肉を、ミンチにしてトマトを使わずラグーソースにしてあります。ローズマリーとセージ、種無しのオリーブの実とともに煮込むことで、クセがなくすっきりとしつつも、シカ肉のうまみがしっかりと感じられる味わいになっているそうです。価格は3,680円(税込み、送料別)。
「ハーブの香るイノシシの骨つき肩ロース」は、ローズマリーとセージでマリネすることで骨つき肉の野生味をソフトにし、肉をやわらかく仕上げています。価格は3,850円(税込み、送料別)。
現在、シカやイノシシによる農作物被害が大きな問題となっている一方、ジビエとして有効活用する取り組みも拡大しています。しかし、全国では捕獲鳥獣の約9割が廃棄処分となっているのが現状。鳥取県は捕獲された個体を食肉として利活用する取り組みを全国に先駆けて推進しており、近年は、全国平均の2倍以上である20%を超える利用量となっているそうです。
販売は「とっとり・おかやま新橋館」のオンラインショップ、イタリアンレストラン「LIFE」(東京都渋谷区富ヶ谷1-9-19 1F)