特急ロマンスカー・VSEが3月11日で定期運行を終了 感謝企画第1弾は、特別装飾と記念乗車券

箱根観光専用特急列車として2005年3月に就役した「小田急電鉄」の特急ロマンスカー・VSE(50000形)が来年3月11日で定期運行を終了します。

これに合わせて「小田急電鉄」は17年の感謝を伝える企画「ありがとうVSE!~Special Thanks&Forever~」の第1弾を1月29日からスタートさせます。

VSEは、箱根観光専用特急として就役し、約17年にわたり2編成で延べ600万キロ超を走行。シルキーホワイトの洗練された外観や、〝Vault〟に形容される広々した室内と、展望席や大型窓からのダイナミックな風景などで多くの人気を集め、約2,000万人を運んだそうです。

車両の経年劣化や主要機器の更新が困難になる見込みとなったため、3月12日のダイヤ変更にあわせて定期運行を終了。その後は臨時ダイヤによるイベント列車などでの運行した後、2023年秋ごろに引退する予定です。

「ありがとうVSE!~Special Thanks&Forever~」では1月29日から記念装飾した車体となるほか、新宿駅など4駅で「小田急ロマンスカー・VSE(50000形)定期運行終了記念乗車券」を限定10,000セット販売します。購入には事前予約が必要で、1月中旬から専用サイトで受け付けます。

記念装飾は2編成の両先頭部と、3・8号車車体の両側面。記念乗車券は、入場券6枚(新宿駅、小田原駅、新百合ヶ丘駅、町田駅、本厚木駅、片瀬江ノ島駅)と区間式乗車券2枚(新宿~新百合ヶ丘、小田原~新宿)、特急券型硬券4枚(「はこね」「スーパーはこね」「ホームウェイ」「モーニングウェイ」)。1セット2,000円(税込み)で、1人5セットまで購入できます。

コンゴ、特別サイトの開設や特別ツアーの開催のほか、VSEとのエピソードを募集する企画など、順次実施していくそうです。

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