パンダが食べずに廃棄していた竹で「パンダバンブータンブラー」 「和歌山県のアドベンチャーワールド」で発売
- 2021/12/6
- ライフスタイル
和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」でこのほど、飼育しているパンダが食べずに廃棄していた竹を使った「パンダバンブータンブラー」が、施設内のショップとアドベンチャーワールド公式オンラインショップで発売されました。
「パンダバンブータンブラー」は、「アサヒビール」と「パナソニック」が共同開発したリユースカップ「森のタンブラー」を活用したもの。
「森のタンブラー」は〝使い捨て〟という消費行動自体を変革することを目標とし、〝使い捨て〟しない飲料容器として開発されたリユースできるエコカップ。通常の「森のタンブラー」は、間伐材などの木材から精製したパルプを主原料とした「高濃度セルロースファイバー成形材料」を使用しており、製造時のプラスチック使用量を削減できます。
2020年は新たなラインアップとして、ヒノキの間伐材を主原料とした「森のタンブラー HINOKI」と、アサヒビールのグループ会社である「アサヒビールモルト」の副産物である焙煎麦芽粉末を主原料とした「森のタンブラー MUGI」がそれぞれ発売されています。
今回発売された「パンダバンブータンブラー」の主原料には、園内で飼育するジャイアントパンダが餌として食べずに廃棄していた竹を55%使用。「森のタンブラー」の原料として竹を使うのは、今回が初めてということです。
発売されたのは7種類で、いずれも1,200円(税込み)。また31日までの限定で、「PANDA BAMBOO」とのロゴが入ったデザインの「パンダバンブータンブラー」が園内のフードショップで数量限定販売されています。