キャッシュレス決済、利用者の7割以上がセキュリティに不安 アメックスが「キャッシュレス決済利用に関するセキュリティ意識調査」

キャッシュレス決済の利用者の7割以上がセキュリティへの不安を抱えている-。

「アメリカン・エキスプレス・インターナショナル」が先ごろ実施した「キャッシュレス決済利用に関するセキュリティ意識調査」で、こんな結果が分かりました。6割以上がお得感でカード選びをしており、不安の中でカード選びしていることが浮き彫りになりました。

調査によると、キャッシュレス決済サービス会社のセキュリティに「不安がある(とても不安+やや不安)」と回答した人は、全体の72.0%に達しました。また「セキュリティ上最も安全な決済方法を知りたいか」と尋ねたところ、82.9%が「知りたい(とても知りたい+やや知りたい)」と回答したそうです。

その一方で、クレジットカードをつくる時に何を重視しているのかをクレジットカード決済利用者に聴いたところ、「年会費が安いこと(無料含む)」が56.7%、「ポイントやマイルが貯めやすいこと」が52.0%ととなり、半数以上の人がお金の節約や特典を重視していることが分かったそうです。

また、キャッシュレス決済利用者における不正利用トラブル経験者は15.8%と、ほぼ6人に1人の割合でトラブルに遭遇。

不正利用を防ぐ対策として「知っていること」と実際に「行っている」ことについては、最も認知されていた項目は、「IDやパスワード・暗証番号は誕生日など推測されやすいものは使わない」で81.9%に達し、実際に65.5%の人が対策を講じているそうです。

次いで認知が高かったのは「複数のサービスで同じIDやパスワード・暗証番号を使わない」が66.4%、「定期的にパスワードは変更する」が62.3%となりましたが、実際に対策を行っている人は少なく、全項目の中で最も認知と行動のギャップが大きくなっているそうです。

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