新社会人の約6割が「資産形成」に興味 すでに「普通預金」や「つみたてNISA」などしている人も

新社会人の約6割が「資産形成」に興味を持っている-。こんな結果が日本最大規模の金融オンラインスクール「グローバルファイナンシャルスクール」が実施した「資産形成と初任給の使い道に関する調査」で分かりました。

調査は3月22日〜3月29日、新社会人の20〜24歳の男女1,016人を対象にインターネット調査で実施。

それによると、資産形成を既に取り組んでいる人605人で59.5%でした。取り組んでいる資産形成について聞いたところ、「普通預金」が72.9%、次いで「つみたてNISA」23.5%、「株式投資」12.4%、「投資信託」11.1%、「定期預金」11.1%などとなりました。

「つみたてNISA」は「定期預金」や「株式投資」「投資信託」よりも10%以上も高い数値になっており「新社会人の4人に1人は学生時代から『つみたてNISA』で資産形成に取り組んでいると言える」そうです。

自身の志向について、「貯金・定期預金派」か、「資産運用派」かを聞いたところ、「貯金・定期預金派」が57.0%、「資産運用派」が26.1%。また「働いて稼ぎたい」か「資産運用で増やしたい」かと比較で質問したところ、62.7%が「働いて稼ぎたい」と答えており、半数以上が〝働いて貯める〟という手堅い考え方をしていることが判明しました。

いわゆる「老後2000万円問題」など老後の備えについて「備えをする考え・予定はあるか」との質問したところ、「考えており、具体的に取り組んでいる」が10.0%、「考えており、今後取り組む予定がある」が31.3%、「考えているが具体的な予定はない」が34.2%、「考えていない」が15.9%でした。

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