これを作って食べれば、気分はもう忍者! 古文書の兵糧丸を再現、オンラインイベント「『兵糧丸』づくり体験」

意外なことですが、「忍者」という呼び名が定着したのは1955年以降だそうです。歴史的には「忍び」と呼ばれ、戦国時代は各地の大名に召し抱えられて、破壊活動や夜討、情報収集などを行っていたそうです。

忍者と言えば「伊賀流」「甲賀流」が知られていますが、伊賀は現在の三重県伊賀市と名張市周辺、甲賀は現在の滋賀県甲賀市と湖南市周辺で、それぞれ忍者の拠点とされていました。

そんな忍者はどのような生活をしていたのでしょう。京都市の「東映太秦映画村」は2022年1月30日まで、忍者の任務の必需品であり、忍者の張込みメシとも言える「兵糧丸」を、オンラインで手作り体験できるオンラインイベント「忍者の張込みメシ『兵糧丸』づくり体験」を実施しています。

「兵糧丸」は、日本の戦国時代から江戸時代にかけて忍者たちが食べていたとされる携帯保存食。小腹を満たすだけでなく、疲労回復や精神安定、免疫力向上などの効果などもあったといいます。その高い効能から忍者だけでなく、戦国武将らも利用したと言われています。

今回作るのは、江戸時代後期に書かれた「甲州流忍法伝書老談集」のレシピを元にしたもので、映画村の〝忍者〟がオンラインで作り方を伝授するそうです。

「兵糧丸」の材料は、もち米、うるち米、蓮肉、山薬(ナガイモ)、桂皮(シナモン)、ハトムギ、高麗人参、砂糖。

映画村オンラインショップでキットを購入。映画村の忍者による作り方動画を参考に、自宅で兵糧丸づくりが体験できます。

キットは約105グラムでキャラメル大の兵糧丸が約10個作れ、価格は1キット2,850円(税込み・送料込み)

関連記事

ページ上部へ戻る