糖尿病、肥満予防に低GI食品 「からだにやさしいお砂糖」 大東製糖が大学などと共同開発

近年、糖尿病、糖尿病予備軍は日本人の約4分の1となっていて、〝国民病〟と言われています。血糖値が高い状態が続くと、糖尿病だけでなく動脈硬化や肥満など、多くの疾病を引き起こすリスクが高まるとされています。

「Glycemic Index(グリセミック・インデックス)」という指標があります。GI値が高い食品ほど血糖値は急激に上昇しますが、GI値の低い食品では緩やかに上昇します。血糖値の急激な上昇を抑えるには、GI値の低い食品(低GI食品)を意識して摂ることが大切と言われています。

「大東製糖」は9月13日から、さとうきび原料100%の砂糖で低GI食品の「からだにやさしいお砂糖」を発売します。

低GIの砂糖の決め手は種子島産の同社栽培のさとうきび濃縮液。同社で畑作りや品種選定からこだわり、特別な方法で栽培したさとうきびを使用し、この砂糖のために開発した特殊な製法で作られた濃縮液を加えるそうです。

医師と大学の共同研究で開発し、外部機関でのヒト臨床試験の結果、低GI食品(GI値53)であることが確認されています。

人工的に作った甘味料は一切使用せず、さとうきび原料を100%使用し。普通の砂糖と同じように、飲み物から料理、菓子作りまであらゆる用途向けです。ラインナップは、家庭用シリーズ150グラム、500グラムの他に、製菓・製パンなどの業務用として、750グラム、20キロの4種類を揃えています。同社のコーポレートサイトで手軽なレシピも公開しています。

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