通信でボーダレスに北斎に浸る新感覚アート体験 KDDIが「HOKUSAI REMIX」を開催

2021年は1871年(明治4年)に長崎に海底ケーブルが敷設され、通信のチカラで日本が世界とつながって150周年となるそうです。世界とつながったことで、世界中の文化が日本へ、日本文化が世界へ大きく広がるきっかけとなりました。

その150周年を記念して「KDDI」が、葛飾北斎の浮世絵でサイバー(仮想)空間とフィジカル(現実)空間を融合するアート体験「HOKUSAI REMIX」を、KDDIのコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」(GINZA 456)で10月上旬に開催します。

「HOKUSAI REMIX」は、GINZA 456に現れた北斎の浮世絵の作品空間の中で、〝想像を体験に変える〟という2つのプログラム「BEAT HOKUSAI」と「HOKUSAI ME」が提供されます。

「BEAT HOKUSAI」は、古くから通信手段の1つとされてきた「音」によって、北斎作品の代表的な波や山などを操り、作品同士をリミックスさせることができる体験。来場者が電子楽器で繰り出す音の種類や大きさによって作品の動きが異なり、毎回異なる演出のオリジナリティのある作品が生み出されるそうです。

もう1つの「HOKUSAI ME」は、自分の分身を北斎の作品の中に入り込ませ、自分と作品とをリミックスさせることができる体験です。

自身の顔写真を元に北斎風のアバターを作成すると、作品の中にそのアバターが登場して自由に波に乗ります。また、GINZA 456の現地だけでなく、世界中どこからでもアバターとなって参加でき、GINZA 456壁面や5Gで配信するYouTube Live上のリミックスされた北斎作品の中に登場し、世界中の人々とつながることができます。

料金は無料ですが、新型コロナ対策で完全予約制となるそうです。

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