ビジネスパーソンの半分以上が〝お昼のゆとり不足〟 理想の昼休憩時間は「63.1分」

ビジネスパーソンの半分以上が〝お昼のゆとり不足〟-。「アサヒグループ食品」がこのほど実施した「働く人のお昼休憩に関する実態調査」でこんな結果が分かりました。

調査は、全国の20代~50代の有職者男女800人で、インターネット調査で実施。
「出社日・リモートワーク日それぞれで、仕事中に指定された昼の休憩時間を十分に取ることができているか?」との質問では、56.3%が「十分に休憩を取れていない日がある」と回答。それを日本人口に換算すると推計2,900万人に上ることが分かりました。

さらに、休憩が十分に取れていない人のその頻度を聞くと「週に1-2日程度」が33.6%、「週に3-4日程度」が25.8%、「月に1-2日程度」が23.6%、「週に5日以上」が17.1%となりました。

昼の休憩時間を十分に取れていないと回答した人を対象に、「実質的な昼の休憩時間」と「取りたいと思う昼の休憩時間(最低でも何分必要だと思うか)」を聞いたところ、実質的な昼の休憩時間の平均値は「44.3分」、取りたいと思う昼の休憩時間の平均値は「63.1分」となりました。
理想の昼休憩時間まで「18.8分」不足していることになり、また、実質的な休憩時間が「15分未満」の人が9.8%を占めていたそうです。

「普段、仕事の日にランチを食べているか」との問いでは、22.9%が「ランチを食べない日がある」と回答。ランチを食べない理由として、「仕事が忙しくて食べる時間がないから」が39.9%でトップ。続いて「節約のために食費を抑えたいから」17.5%、「食べると眠たくなるから」15.3%などとなりました。
ただ、「好きなことをする時間に使いたいから」も13.7%ありました。

「出社日のランチで、最も重視すること」は、「時間がかからないこと」が27.6%、「コスパが良いこと」が25.8%、「おいしいこと」が13.0%などとなりました。

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