大阪・阿倍野に初のビールメーカー「あべの麦酒醸造処」飲食店「餃子のしんちゃん」が併設

店内での手包み、イベリコ豚使用の肉汁餃子など地元で人気の飲食店「餃子のしんちゃん」(大阪市阿倍野区松崎町)が店舗の一部を自家製麦酒醸造処として改装、「あべの麦酒醸造処」として6月15日午後4時から初仕込みの自家製麦酒が店内で味わえます。
同醸造処を管轄する税務署では、初の発泡酒製造免許の発行となるそうです。

居酒屋で合言葉のように聞こえてくる「とりあえずビール」。しかし、普段チョイスするビールの選択肢は、日本酒やワインの多様性に比べて非常に少ないのが現状です。
ビールにも原材料や醸造工程の違いで、たくさんの種類があり、選ぶことができたらどんなに楽しいことか。そこで思い浮かぶのが「クラフトビール」になりますが、「クラフトビール」は手軽に楽しむというよりは特別なモノで、価格も少し高いといった敷居の高さがあるのも事実です。

そうした現実を背景に、「あべの麦酒醸造処」と「餃子のしんちゃん」は「とりあえずビール」の注文の時に、「どのビールにします?」と気軽に選べる楽しみをご提案したいと考えたそうです。

「あべの麦酒醸造処」のビールは、クラフトビール、大手ビールメーカーのビールと異なり、無濾過の活きた酵母が入り、麦芽やホップの香りもそのままにグラスに届くことで、今年4月に仕込んだデビュー品となる麦酒は「ケルシュ」「ペールエール」「ヴァイツェン」の3種類となるそうです。

「ケルシュ」は日本でよく飲まれているビールの味わいに最も近く、「ペールエール」は、ほどよい苦みが特長で、肉汁餃子と合わせて楽しめるそうです。自家製麦酒はジョッキで1杯380円(税込み)。

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