国分グループが甘口タイプのクラフトビアテイスト 「TOKYO黒みつLAGER」を発売

ビールの中でも小規模な醸造所(ブルワリー)で、こだわりを持つブルワーが造るビールをクラフトビールと呼びます。
ビール自体は若年層のビール離れや他ジャンルへの流出などで市場の縮小が進んでいますが、国内クラフトビールの販売規模は2021年で6万キロリットル強に達し、20年から約1.6倍に成長したともいわれています。そのため、さまざまなフレーバーや新しいスタイルのビールが展開されているようです。

そうした中、国分グループで卸売などを手がける「国分首都圏」から、「榮太樓總本鋪」「石川酒造」と共同開発した発泡酒「TOKYO黒みつLAGER」が発売されました。

「国分首都圏」は、多様なフレーバーなどが開発されている中でも「甘味」に着目した商品は少ないものの潜在的なニーズがあると分析。スイーツやデザートにもなり「宅飲み」シーンでじっくりと味わうことができる甘口タイプのクラフトビアテイストを開発に挑戦したそうです。

「TOKYO黒みつLAGER」は、黒みつと黒ビールの相性に着目し、その比率が最もバランスの良い商品になるよう、江戸期に創業した榮太樓總本鋪、石川酒造、国分首都圏の3社の協業で開発。

沖縄県の黒糖を使用した黒みつを使い、麦芽はピルゼン・ミュンヘン・キャラメル・チョコレート・ブラックの5種類を使用。仕込み水には秩父山系の伏流水を使っているそうです。

榮太樓總本鋪の黒みつの上品な甘さと、石川酒造のデュンケル(黒ビール)のコクを合わせており、深みのある絶妙な味わいに仕上がっているそうです。

アルコール分は4.5%、内容量330ミリリットルで、希望小売価格は865円(税別)。5,150本の数量限定発売。

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