泊まれる「隠れ家料亭」の金目鯛プラン 全5室で密にならない湯河原温泉「おやど瑞月」

「旅行に行きたい」と思っても、新型コロナの感染拡大でなかなか出かけるのが難しい日常になっています。それでも2、3人の少人数で、それもあまり人と接しないような旅行なら、コロナ対策もできてリフレッシュもできます。そして、せっかく出かけるのなら、隠れ家的な旅館で少し贅沢をしてみるというのもいいかもしれません。

神奈川県湯河原町の湯河原温泉にある「おやど瑞月」も、そんな隠れ家的な旅館、というより「泊まれる隠れ家料亭」で、このほど、地物の金目鯛をメインにした特別懐石プラン「瑞雲悠食(ずいうんゆうしょく)」を販売しました。

「おやど瑞月」は、国道から森の中腹まで上がったところにひっそりと佇む全5室の旅館。宿泊者に好評なのが、山の恵みと海の幸を使った月替わりの献立でその日の分だけその場で調理する料理。最近は大規模旅館ではビュッフェスタイルや広い会場での夕食が一般的ですが、夕食はもちろん部屋でゆっくりとれるそうです。

そして、さらなる魅力が1,300年の歴史が息づく湯河原温泉。泉質はからだの芯までよく温め、湯から上がった後も湯冷めしにくいという特徴があり、弱食塩泉なので、刺激が少なく肌触りの良いお湯とされています。

金目鯛をメインにした「瑞雲悠食」は約3カ月間の試作を重ねてできあがった渾身の懐石料理。相模湾や駿河湾の近海であがった金目鯛を使用し、お造りや煮付け、釜飯などさまざまな味わいを提供するそうです。静岡県御前崎産の枯れ本節と羅臼昆布を基本に金目鯛のアラを加えてしっかりと出汁を取り、煮付けや釜飯など懐石料理全体に使っているので、懐石料理の心である出汁と金目鯛が堪能できそうです。

金目鯛プランの料金は、平日2人、1泊2食付きで1人32,000円~。

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