酪農発祥の地、種子島生まれの濃厚チーズケーキ 種子島生乳100%使用し、地元の安納芋ペーストも
- 2021/7/16
- グルメ
鹿児島県の種子島は、県内で最も東に位置する有人離島です。神奈川県横浜市とほぼ同じ広さで、「種子島宇宙センター」をはじめ宇宙関連施設が多く、日本の宇宙開発の一翼を担っています。
それは現代のことで、かつては「鉄砲伝来」の島として知られていました。1543年8月に外国船が漂着し、その船に乗っていた商人から鉄砲が伝えられたそうです。
実は、その際に鉄砲のほかにも伝えられたものがあるそうです。何かというと「乳牛」で、そこから種子島は国内の酪農発祥の地とも言われているようです。
その種子島にある「菓子処渡辺」が、種子島生乳100%の自家製クリームチーズを使用した新特産品「生粋(なまいき)チーズケーキ」を発売しました。
種子島の生乳は、純白であっさりとした味わいが特徴。同店は、その生乳の美味しさを大勢の人に知ってほしいという想いで、チーズ専用工房をつくり、約10年かけて自家製チーズづくりに取り組んできたそうです。
添加物を使用せず100%純粋な生乳から生まれたクリームチーズをたっぷりと使って焼き上げ、爽やかな酸味でありながら濃厚なミルクの風味を感じられ、「後を引かないすっきりとした口どけ」が特徴となっているそうです。
ケーキの底部には黒糖ビスケットを置き、ケーキの中には安納芋ペーストが入っています。安納芋はまさしく種子島の「安納地区」で穫れた安納芋で、黒糖ビスケットの黒糖は種子島産のサトウキビから作られたものという、地元産にこだわったケーキ。
安納芋ペーストのほんのりとした甘さと、黒糖ビスケットのサクッとした食感が相性抜群だそうです 価格(税込み)は1本入り2,600円、2本入り4,100円。