住民が「幸せ」って思っている都道府県ってどこ? 3位熊本、2位宮崎…。

地域の魅力とは何でしょうか? なかなか「魅力がある」、「ない」と判断するのは難しいようです。「都道府県魅力度ランキング」というのもあって、昨年も「7年連続最下位の茨城県が最下位を脱出した」「栃木県が最下位になった」などと話題になりました。

ちなみに、最下位とされた栃木県の福田知事は「評価手法を疑問視していた」と、憤懣やるかたない様子でした。

その都道府県魅力度ランキングを作成している「ブランド総合研究所」がこのほど、都道府県ごとに住民の幸福度や居住意欲度、悩みや地域の課題、自治体のSDGsへの取り組みの評価などを数値化する調査「第3回地域版SDGs調査2021」を実施したそうです。

調査は、47都道府県の登録調査モニターのうち各都道府県から350人ずつ、計16,450人を対象に実施。

その一部を紹介すると、調査では、「あなたは幸せですか」という質問があり、各都道府県の住民に5段階で回答してもらったそうです。

それによると、最も幸福度が高いのは沖縄県で、「とても幸せ」が42.2%、「少し幸せ」が37.4%など住民のおよそ8割が幸福を感じていると答えました。

その一方で、「全く幸せではない」はわずかに1.6%、「あまり幸せではない」も6.4%で、幸福度は78.1点だったそうです。

2位は宮崎県で73.0点。3位は熊本県で72.4点。次いで4位山梨県、5位愛媛県などとなっていて、上位には九州など西日本の府県が多い結果となりました。

その一方で、東京都は45位、神奈川県が46位など、関東や東北など東日本は総じて順位が低くなっています。

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