耐久性抜群! 洗えるトートバッグ 柔道衣メーカーが刺子生地で

柔道はいまや世界的なスポーツです。オリンピックでは男子柔道が1964年の東京オリンピックで正式競技となり、女子柔道も1988年のソウルオリンピックで公開競技、1992年のバルセロナオリンピックでは正式種目に採用されました。日本のお家芸とはいえ、海外の選手も強く、そう簡単に日本が金メダルを取れる競技ではなくなっています。

しかし、日本では少子高齢化の影響で柔道人口が減少しています。それに加え、新型コロナウイルスの影響による部活動や各種大会の中止で柔道衣の需要が減少し、柔道衣メーカーを取り巻く環境は劇的に変化しているそうです。海外メーカーの参入による廉価製品の普及もあり、国内メーカーはますます厳しい状況に直面しています。

そんな中、競技用部門で国内シェア1位の柔道衣メーカー「東洋マーシャルアーツ・ディストリビューション」が先ごろ、クラウドファンディングサイト「Makuake」で、柔道衣の端材を使った、洗えるトートバッグ「ソダテルカバン」プロジェクトをスタートしました。

プロジェクトには「受け継いできた技術、伝統をなんとかして守り未来につないでいきたい」という思いが込められており、柔道家の外にも、刺子の魅力を感じてもろうと作ったのが「ソダテルカバン」だそうです。

「ソダテルカバン」は、刺子生地ならではのクッション性や重さの分散、強い耐久性兼ね備えており、柔道衣と同じように丸洗いができ、衛生的という特徴があります。

サイズは横45センチ、縦35センチ、幅12センチ、取手55センチ。「Makuake」では6,000円(税込み)で、カラーは白、青。ネーム刺繍入りは6,500円(同)で、こちらもカラーは白と青。「Makuake」限定黒色は7,000円(同)。

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