松本隆さんのトリビュートアルバム「風街に連れてって!」 作詞活動50年記念し、7・14リリース

「君は天然色」「ルビーの指環」「風の谷のナウシカ」「「SWEET MEMORIES」…。JPOPを支え続けた松本隆さんが作詞活動を始めて50年となったそうです。その作詞活動を記念したトリビュートアルバム「風街に連れてって!」が、7月14日にリリースされます。

収録曲とアーティストは、「SWEET MEMORIES」幾田りら ▽「Woman“Wの悲劇”より」池田エライザ ▽「君は天然色」川崎鷹也 ▽「スローなブギにしてくれ(I want you)」GLIM SPANKY ▽「風の谷のナウシカ」Daoko ▽「キャンディ」三浦大知 ▽「SEPTEMBER」宮本浩次 ▽「ルビーの指環」横山剣(クレイジーケンバンド) ▽「夏色のおもいで」吉岡聖恵 ▽「風をあつめて」MAYU・manaka・アサヒ(Little Glee Monster)。

いずれも名曲ばかりで、それぞれのアーティストがオリジナルアーティストの曲とはどのような味わいの違いを出すかというところも聴き所です。

トリビュートアルバムのタイトル「風街に連れてって!」は松本さん自身が決定。

「風街」とは松本さんが青春時代を過ごした街、つまり青山・渋谷・麻布界隈の原風景のことを指し、歌詞にも頻繁に登場するなど松本さんの代名詞でもあるそうです。

松本さんは「(収録曲の『夏色のおもいで』の冒頭の歌詞である)『君をさらってゆく風になりたい』というフレーズは、『風街に連れてって!』と願う女の子の気持ちに対してのアンサーになっているんだ。アルバムを通して聴いた時に、そうか、自分はこうして日本中の『君』をさらっていく風になれたんだ、と感慨深いものがあった。このアルバムを通して聴くと、はっぴいえんどから『夏色のおもいで』に続く道のりの先に僕の50年があり、そこに本当の『風街』が見えてくるはずだ」と語っています。

アルバムへの参加アーティストは間もなく最終の追加発表がされる予定だそうですが、松本さんのこんな言葉を聞いたら、今すぐにでもアルバムを聴きたい、そんな気持ちになります。

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