知られざる松山英樹プロの孤独、挫折、苦悩… 8月に初の自叙伝、ウッズや石川遼プロとの出会い

ゴルフの「マスターズ・トーナメント」は、言わずと知れた全米オープン、全米プロ、全英オープンと並ぶ世界4大メジャー大会の一つで、特に招待された名手しか出場できないことから、「ゴルフの祭典」とも言われています。

毎年4月、世界で最も美しいコースとされる米国ジョージア州の「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」で開かれるところも、他のメジャー大会と違うところです。第1回は1934年ですから歴史と伝統も兼ね備えた世界最大のゴルフ大会と言ってもよいでしょう。

これまで多数の日本人選手も参加してきましたが、オーガスタの高速グリーンなどに跳ね返されていましたが、今シーズンはとうとう松山英樹選手が優勝しました。アジア人では初めての快挙です。

その松山英樹選手の初の著書となる自叙伝(タイトル未定)が8月、徳間書店から出版されます。

松山選手は、プロ転向後、ルーキーイヤーでの日本ツアー賞金王、米国のPGAツアー進出、世界選手権制覇…。一見、順調に見える実績も、本人が振り返れば、挫折と苦悩に満ちた月日の連続だったそうです。

自叙伝では、ゴルフの手ほどきを受けた父との思い出、タイガー・ウッズ選手や石川遼選手との出会いなどのほか、海外での孤独な戦いを続ける中で、何を求め、考えたのか。そしてどのように日本人ゴルファーが跳ね返され続けた壁をついに乗り越えたのか。そんな激闘の裏側を松山英樹選手本人が綴っています。

松山英樹選手は出版にあたり「ゴルフファンの方々はもちろん、夢に向かって挑戦している多くの方にお読みいただけましたら幸いです」と語っています。 タイトルは未定、発売日は8月20日の予定で、予価は1,650円(税込み)

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