将棋盤、駒がセットになった「将棋トートバッグ」 すべて牛革製で職人の技で完成

日本古来のボードゲームといえば将棋。源流はインドの「チャトランガ」で、日本に伝来したのがいつかははっきりしませんが、奈良県の興福寺境内から発掘された平安時代の駒が確認できる最古の駒とされているようです。

日本の将棋人口は2019年で620万人と推計されています。現在の将棋界のスターは、間違いなく藤井聡太二冠で、藤井人気のよって将棋を始めた子どもも含めれば、将棋人口は1000万人を超すとも言われています。

根強い人気が将棋ですが、日本皮革デザイン促進委員会が手掛け、ジャパンアートとレザーのコラボレーションさせるブランド「創悦」から、「将棋トートバッグセット」が発売されます。

「将棋トートバッグセット」と言われてもどんなものか即座に分かりませんが、将棋盤、駒、収納ケース、さらに持ち運ぶトートバッグがセットになっています。

しかも、すべてが牛革製。自然由来の植物性タンニンで、じっくりとなめされた国産の牛革を使用し、使うほどに色艶が増すヌメ革の魅力が存分に味わえるそうです。内ポケットもありバッグ単体としても使えるシャープな印象のトートに、盤と駒がすっぽりと入る、ポータブルなデザインに仕上がっています。

駒の文字は、革にレーザーによる焼き付。ひと駒ひと駒、革を何層にも積み上げ、木製の駒さながらに磨きをかけるという、まさに職人の技と手仕事の結晶です。

トートバッグのサイズは幅38センチ、高さ42センチ。価格は198,000 円(税込み)。バッグや財布などの革製品のオンラインショップ「クイーポオンラインショップ」で予約を受け付けており、7月上旬から販売開始。

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