完熟マンゴー、いちご、日向夏… 南国・宮崎を詰め込んだ「宮崎フルーツバター」

新型コロナウイルス感染症の拡大で、多くの中小企業、事業者の経営が苦境に陥りました。しかし、そうした苦境をなんとか脱しようと、歯を食いしばって新しい商品やサービスを生み出した企業もあります。

九州の宮崎県の北西、九州中央山地に位置する椎葉村。人口わずか約2,500人。537平方キロメートル広大な面積ですが、その約96%が森林という緑豊かな村です。

その椎葉村で〝日本一山奥〟のお菓子店「菓te-ri」を運営する「椎葉屋」も新型コロナの直撃を受けました。業績が大幅に悪化し、売り上げが約8割減と窮地に追い込まれたそうです。

その「椎葉屋」が、完熟マンゴーを使用した「宮崎フルーツバター」を製造するために、クラウドファンディングサイト「Makuake」で先行予約を受け付けています。

発売する「宮崎フルーツバター」は、南国宮崎のフルーツの爽やかさと、濃厚な発酵バターのコクが熱々のパンにしみ込むというバター。

九州の契約酪農家で搾乳された生乳からつくった高千穂発酵バターを使用し、加えて完熟マンゴー、いちご、日向夏と宮崎県で育つ素材をシンプルに使っています。

完熟マンゴー、いちご、日向夏という南国宮崎の代表的な果物それぞれの異なる甘さが複雑に溶け合い、それを高千穂発酵バターが包み込んでいるかのような仕上がり。「口に入れた瞬間、南国宮崎に旅行している気分になれる」というそんなフルーツバターだそうです。

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