え~っ! 北海道以外では売らないの?カルビーが北海道限定の〝道民のためのポテトチップス〟

北海道といえば広大な畑でとれるじゃがいもですが、「カルビー」はこのほど、北海道産じゃがいもを使い、北海道工場で生産した新商品「じゃがいも道 帆立と昆布の旨しお味」を発売しました。

しかし、このポテトチップス。発売されるのは北海道内のスーパーマーケットなどの量販店と一部のコンビニエンスストアだけ。北海道産じゃがいもを使うことができる時期に限って販売する新しいコンセプトの定番ブランドで、カルビーが北海道限定の新定番商品を発売するのは約6年半ぶりだそう。
北海道以外のポテチファンからは「なんで北海道の人だけ…」とやっかみの声が聞こえてきそうです。

ポテトチップスの形状は厚切りクリンクルカットで、厚切りの贅沢感がありながらも優しい食感が楽しめるそうです。
帆立と昆布の旨みをしっかりと効かせたこだわりのしお味となっており、じゃがいも本来の味わいを引き立てています。

「じゃがいも道」というブランド名は北海道の「道」、そしてじゃがいもを極めたいという意味での「道」としており、パッケージは、上品な淡いメタリックゴールドを採用し、北海道の自然豊かな景色をイラストなどで表現しています。

まさに北海道のためのポテトチップスといえそうですが、そもそもカルビーは北海道と長く深いつながりがあるそうで、北海道工場(当時は千歳工場)が稼働したのは1969年。1975年にはカルビー初のポテトチップスを小清水町で製造したそうです。1980年には原料じゃがいもを安定的に調達するため帯広市にカルビーポテト株式会社を設立し、カルビーグループとして40年以上にわたり契約生産者と二人三脚で、土づくりからポテトチップスに適したじゃがいもづくりに取り組んでいるそうです。

実は、カルビーが使用する国産じゃがいもの約8割が北海道産です。今回の「じゃがいも道 帆立と昆布の旨しお味」は北海道限定ですが、カルビーのポテチの大半は道産じゃがいもということで、北海道以外のポテチファンも道産じゃがいもを味わっていることになるようです。

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