「ロコモ」ってご存じ?「運動器症候群」 順天堂大と佐倉市が「運動器症候群」にならない動画作成
- 2021/6/15
- ライフスタイル
運動不足や筋力低下によって生じる「ロコモティブシンドローム」をご存じですか? 「運動器症候群」とも呼ばれますが、運動不足の状態が長引いてしまうと、筋肉や骨、関節といった運動器の状態が悪化し、その結果、引き起こされる移動機能の低下が「ロコモ」だそうです。
階段がきつく感じるようになったり、休憩なく歩けていた距離なのに、休まなければならなくなったり。「それは高齢者の問題でしょう」と思われるかもしれませんが、若い世代でもあり得るそうで、だから対策が必要となります。
新型コロナでテレワークなどが定着し、自宅で仕事していたりすると、どうしても体を動かすことが少なくなります。だから、筋力アップなど体を動かすことを心がけ、ロコモにならないような生活をすることが大切になります。
そんなロコモ対策として、順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科と千葉県佐倉市が、自分の体ひとつで手軽に実施できる10分間の運動プログラム「佐倉市オリジナル体操:Sakura 10 Minutes Exercise ~気軽に10分筋活~」を作成しました。
順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科で運動生理学を専門とする町田修一教授が監修した、「自体重筋力トレーニング」を中心とした運動プログラムで、「いつでも、どこでも、誰でも、体ひとつで行うことを目指し、自分の体重を負荷にしてできる筋力トレーニングを中心に構成」しているそうです。
仕事や家事のすき間時間に手軽に行える10分間の運動プログラムですから、誰でもできそうです。
太もも、おしり、肩・腕周り、お腹周りなど、全身の筋力をバランスよく向上させる4つの筋力トレーニングメニューで構成。動画では、トレーニングのポイントや注意点を解説してくれます。
また、筋力トレーニングの合間の60秒の休憩時間には、佐倉市の景色や名所の映像を楽しむこともできるそう。
トレーニングと併せて「ロコモチェック」もでき、自分の筋力レベルやトレーニングの効果を確認できるから、安心です。
「佐倉市オリジナル体操:Sakura 10 Minutes Exercise ~気軽に10分筋活~」