キャッシュレスのメリットは? 明治大教授が動画で解説してくれます
- 2021/6/10
- マネー
コンビニ、レストラン…。支払いはキャッスレスなんてもう当たり前の光景になりました。「もう現金なんて持ち歩かない」と言う人が多くなっていますが、それでもまだまだ「私は現金派!」とお金をじゃらじゃらさせている人もいます。
実は、増えたとはいえ日本のキャッシュレス決済は、まだそれほど多くはありません。経済産業省が2020年1月に発表した「キャッシュレスの現状および意義」によると、日本のキャッシュレス決済比率は2016年時点で約20%程度。各国の調査では、最もキャッシュレス決済が普及している国は韓国で約96%。次いでイギリス(約69%)、中国(約66%)、オーストラリア(約58%)、カナダ(約56%)と続いています。
日本はまだまだこれからといったところです。
キャッシュレス決済は、現金を持ち歩かなくていい、スピーディーに支払いを終えられるということが最大のメリットですが、そのほかにも、現金を使うことで生じる社会的なコストを削減できたり、企業や店舗の業務効率化ができたりするメリットもあります。
しかし、「キャッシュレスはメリットがある」と言われてもなかなか難しい部分もあるため、「みんながやっているから私もやっている」という人も少なくないようです。
明治大学のオウンドメディア「Meiji.net(メイジネット)」はサイトのコンテンツとして、研究紹介アニメーション「Expand the World – Researches by Meiji University」を随時公開。最新版では「金融リテラシー底上げの鍵は、キャッシュレスにあり」と題した研究紹介動画を公開しました。
解説しているのは、同大政治経済学部の小早川周司教授。小早川教授は研究者になる前は日銀に勤務。「デジタル社会における貨幣の未来像と金融インフラ」を研究テーマにしているので、まさにプロ中のプロの解説に触れることができます。
キャッシュレスには「現金を持たなくて済む」以外にいろんなメリットがあります。知らないままだと、もったいないかもしれませんね?