渋谷を舞台に「PLACEMAKING ART in SHIBUYA」 アートの力で公共空間を〝新たな居場所〟へ

渋谷と言えば多様性のある街ですが、その多様性あふれる渋谷を舞台に13日から5月7日まで、「PLACEMAKING ART in SHIBUYA」が開催されます。

渋谷駅前での持続可能なまちづくりを推進する「一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント」と、アーティストとビジネスをつなぐアートエージェンシー「TokyoDex」、アートを取り入れた点字ブロックで視覚障がい者の新たな道をつなぐ「STREET ART LINE PROJECT」の三団体が共催するもので、「アートの力で、街の公共空間を多様な人たちの ”新たな居場所”へと変えていく」をコンセプトとしています。

プロジェクトのスタートとして、すでに昨年10月に「多様性」をテーマに開催したワークショップを実施。渋谷の街づくり関係者、視覚障がい者、アーティストなど、さまざまなメンバーが参加し、「あなたにとっての多様性とは?」をテーマに、粘土などの素材を使って自由に表現。
植物や動物が共存する世界「ジャングル」、色々な文化を示す「食べ物」、多様な色が混ざり合う「虹」など、さまざまな作品が完成したそうです。

「PLACEMAKING ART in SHIBUYA」では、壁画アーティストとして著名なMAHARO氏の指導のもと、これから壁画に挑戦していきたい3人のアーティストが壁画アートを制作。3月13日から23日まで、渋谷駅西口の工事現場仮囲いを舞台に、作品のLIVE PAINTが実施されます。

Maeda Mameko氏が描くふくよかなキャラクターは「人間」の多様性を示し、大胆な形をしたオブジェはワークショップ中に使用した粘土を象徴。続いてTanochi氏がカラフルな「動物」、そしてErica Ward氏が「植物」と「街」を精密な線で表現。テイストの異なる3名のアーティストのコラボレーションによって、多様な生き物と環境の共存を表現する作品が誕生するようです。

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