佐賀の新しい土産物に「佐賀えびすもなか」 白玉饅頭の老舗「元祖吉野屋」が開発
- 2021/12/1
- グルメ
佐賀の土産物と言えば、景勝地「川上峡」の名物となる「元祖吉野屋」の「白玉饅頭」が知られています。1882(明治15)年の創業以来、2回蒸して2回捏ねるという手のかかる伝統的製法で、上品でさらりとした甘味であんこの風味がよく味わえるのが特徴です。
その佐賀県、特に佐賀市は日本一恵比寿像が多い地域だそうです。佐賀では「恵比寿」ではなく「恵比須」と書くことが多いそうですが、ある調査によると佐賀市内には恵比須像が828体もあるそうです。
佐賀市に恵比須像が多い理由は諸説あってはっきりしないようですが、佐賀の人々にとって恵比須様が日常の存在であることは間違いないようです。
その恵比須様を佐賀の新しいお土産にしようと、白玉饅頭の「元祖吉野屋」が、恵比須様をかたどった「佐賀えびすもなか」の販売を開始しました。恵比須様をかたどっているだけに、新年や結婚、長寿などのお祝い事の贈り物としても最適だそうです。
「佐賀えびすもなか」は、何かと下を向きがちになってしまう世の中で「来年こそは明るい年」にとの思いをこめてつくったそうです。
オリジナルの型から作った最中の皮で、恵比須様のふくふくした表情を表現。北海道産の小豆を上品な甘さに練り上げた餡は、厳選したものを選び、見て心を和ませ、食べて美味しいという一品に仕上げています。
餡は別添えになっており、餡を袋から取り出してサクサクした最中に挟んで食べることで、パリッとした食感を楽しめます。