ホテルの歯ブラシ、ヘアブラシをアップサイクルしたコースター 「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」で使用

アサヒグループの「アサヒユウアス」が「東急ホテルズ&リゾーツ」と協業し、同社が運営するホテルのアメニティとして使用した使い捨ての歯ブラシの柄やヘアブラシをアップサイクルしたコースターを開発、「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」がこのほど、使用を開始しました。

「アサヒユウアス」は、アサヒグループのサステナビリティ事業を展開する企業で、リユースできる「森のタンブラー」や「森のマイボトル」、コーヒーの副産物のアップサイクルに取り組む「Coffeeloopプロジェクト」、廃棄予定の食材などを原料としたサステナブルクラフトビールの製造などに取り組んでいます。

一方、東急ホテルズでは、環境に配慮した取り組みの一環として「カネカ」が開発した素材「カネカ生分解性バイオポリマー Green Planet」を使った歯ブラシとヘアブラシをアメニティとして提供しています。

「Green Planet」は100%植物由来の生分解性バイオポリマーで、海水中など幅広い環境下で優れた生分解性を備えています。アサヒユウアスは「森のタンブラー」や「森のマイボトル」などこれまでの商品開発の知見や経験、ネットワークを活用し、回収から成形までの工程を工夫することで、今回のアップサイクルに成功したそうです。

「川崎キングスカイフロント東急REIホテル」は低炭素水素を利用した世界初のホテルとして開業し、現在も環境に配慮した取り組みを進めています。
同ホテルから客室やホテル併設のカフェなど幅広いシーンで使用できる備品の要望があったため、コースターを開発。客室やホテル併設のカフェ「The WAREHOUSE BUSINESS LOUNGE&CAFE」で使用するそうです。

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