ニッポンの漁師を守る「漁師.jpPRパートナー」募集 食卓に国産の魚を届ける社会貢献を

日本人の漁師の担い手確保・育成を目的に活動している「一般社団法人全国漁業就業者確保育成センター(漁師.jp)」が、2024年2月に東京、大阪で開催する「漁業就業支援フェア」に向け、漁師を増やす活動を普及する「漁師.jpPRパートナー」を募集しています。登録は無料で、登録して発信することが漁師への応援と社会貢献に繋がります。

1970年代前半まで全国に約50万人いた日本の漁業就業者は、2021年には12万9千人とピーク時の4分の1に減少。そのうち65歳以上が約4割と高齢化も進んでいます。
かつては漁家子弟に漁労技術や漁村文化が受け継がれてきましたが、現在は、子弟が跡を継ぐことが少なくなり、漁村そのものが衰退してしまう恐れが年々強まっています。

そうした中でも「漁師になりたい」「子どものころからの夢」などと漁業就業支援フェアに足を運ぶ若者もいて、7月に東京、大阪、福岡で開催した「漁業就業支援フェア」には340人の希望者が来場したそうです。

「漁師.jpPRパートナー」は、こうしたイベント情報の拡散などに協力してくれる人や団体で、無料で登録し、それぞれが利用しているSNSやwebサイトで情報発信をしたり、ポスターを飲食店などの店舗や道の駅、学校、水族館、商業施設など人の集まるところに貼ってもらったりする仕組み。

現在は、個人から大手企業まで、業種もIT企業からYouTuberと多種多様な300弱の登録があるそうです。

「漁業就業支援フェア2024」は2月12日が大阪・OMMビル 2階BCホール(大阪府大阪市中央区大手前1-7-31)、2月23日が東京都立産業貿易センター 浜松町館 2F(東京都港区海岸1-7-1)で開催される予定です。

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