日本料理の高級定番食材といえば鰻に鮑（アワビ）、そして黒毛和牛。それぞれが〝主役〟なる食材で、一度に堪能できる和食会席はあまりありません。
その食材を一度に楽しめる和食会席が登場します。

京都駅から徒歩２分にあり、2019年に開業した京阪グループのフラッグシップホテル「THE THOUSAND KYOTO（ザ・サウザンド京都）」の日本料理「KIZAHASHI」で7月1日から8月31日まで販売される新メニュー「鰻・鮑・牛会席」で、100食限定だそうです。限定メニューのため期間内であっても販売を終了する場合もあるようです。

「鰻・鮑・牛会席」は「食前のお愉しみ/先付/吸物/造里/強肴/焼物/温物/御飯/本日のデザート」で構成。
「鰻」は先付で使用されます。肉厚かつ脂が乗った蒲焼きを、金糸瓜やわかめの酢の物のジュレを流し込んだ加賀太胡瓜と合わせた一品で、みずみずしい胡瓜の食感が、ジューシーな鰻の旨味を引き立ててくれるそうです。

弾力感のある歯ごたえや旨味と風味が楽しめる「鮑」は1杯を丸ごと使用した温物。京の伝統野菜である賀茂茄子との相性も抜群だそうで、牛蒡チップのカリカリとした食感もポイントとなります。

「牛」は京都府産黒毛和牛「京の肉」のローストビーフで提供されます。すき焼き風に仕上げるので豊かな香りと風味が増し、さらに深いコクと旨味を愉しめるそうです。
すり流した万願寺唐辛子と醤油と合わせた「万願寺醤油」と、自家製で酸味の効いた「トマト麹」の２種のソースにつけます。

他にも「鰻御飯」や「鮎の岩塩焼き」など、季節の食材を使用した料理が用意されるとのことです。
料金は１人20,000円。