全国で約8割が「納豆好き」 近畿でも約7割。トッピングは「たれ」「からし」「ねぎ」

納豆は、ネバネバのもととなる納豆菌に含まれる「ナットウキナーゼ」が、血栓のもとになるたんぱく質を分解する効果があると言われています。動脈硬化などの予防に効果を発揮することが期待できるようです。

また、カルシウムの吸収を促進する効果や腸内環境を整える効果があるとされ、納豆は健康食品の代表とも言えます。

新型コロナウイルス感染症にも納豆は予防効果があるなどとも言われ、一時はスーパーの棚から納豆がなくなるという事態にもなりましたが、こちらは〝都市伝説〟だったようです。

ところで、その納豆は主に東日本で食べられ、西日本では敬遠されているイメージがありますが、本当でしょうか?

「LINEリサーチ」がこのほど日本全国の男女を対象に実施した納豆に関するアンケート調査(有効回収数5252サンプル)によると、「納豆が好き」(「とても好き」「やや好き」の合計)は77%、「納豆が嫌い」(「やや嫌い」「とても嫌い」の合計)は13%で、多くの人が「納豆が好き」という結果となりました。

地域別にみると、もっとも「納豆が好き」の割合が高いのは北海道で、東北・関東を含め東日本エリアは特に好きな人が多いそうです。この3地域では「とても好き」の割合も高く、いずれも5割超でした。

また西日本では近畿でも「納豆が好き」とした人は67%。他の地域と比べて「納豆が好き」の割合がやや低めとなりましたが、西日本でも嫌いな人に比べて、好きな人が圧倒的に多いという結果になりました。

また、納豆のトッピングはどの地域も「たれ」「からし」「ねぎ」が上位となりました。北海道では「砂糖」をトッピングしているという人の割合が1割近くと、他の地域より高い割合。さらに北海道の女性では、「ごま油」「大根おろし」なども割合が高めで、さまざまなアレンジを試している様子がうかがえるようです。

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