普段の生活で「省エネ」を意識する人は9割8割が節電などを実施

普段の生活で「省エネ」を意識する人は9割-。こんな結果が、不動産情報サービスの「アットホーム」が実施した省エネ意識に関する調査で分かりました。
エネルギー資源の高騰や円安などでエネルギー価格が高止まりしたり、環境保全が求められたりする中で、多くの人が省エネを意識していることを裏付けました。

調査は、2021年4月以降に住宅を購入した、または現在住宅購入を検討している20~59歳を対象に実施。

「普段の生活で『省エネ』を意識したことがあるか」を聞いたところ、20~30代では88.0%、40~50代では92.0%が「はい」と回答。意識するきっかけは「月々の光熱費が高かった時」が20~30代で62.5%、40~50代では70.1%にのぼりました。
一方、「環境問題が問題になっている時」は20~30代で29.0%、40~50代で33.2%となっており、環境問題よりもエネルギー価格の高騰が省エネのきっかけになっていることが分かりました。

「『省エネ』対策など何か行動に移しているか」との質問では、「はい」が20~30代で77.0%、40~50代で88.5%となり、年齢が高い方が省エネ対策を実施していることが判明しました。

「具体的な『省エネ』対策」(自由回答)では、「エアコンの温度設定を適切にする。冷蔵庫を開け閉めする回数を減らす。(20代)」、「髪を乾かす時はできるだけタオルドライしてからドライヤーを使う。ドライヤーの時間を少なくするために髪を短くする。(30代)」、「見ていないのに何となくテレビをつけるのをやめる。(40代)」、「暖房は局所だけ暖めるようにし、厚着して冬を過ごす。冷房は熱帯夜だけ使うようにする。(50代)」などの回答があったそうです。

「省エネを意識して住まいを探したか(または探しているか)を」聞いたところ、住宅購入経験者は49.5%と約半数。一方、住宅購入検討者は70.0%にのぼりました。今後は省エネを意識した住まい探しが増えていく可能性がありそうです。

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