「ChatGPT」、利用者の95%以上が「利便性を感じる」なくなる仕事候補はリサーチや文章作成

「ChatGPT」を利用した人の95%以上が「利便性を感じる」。将来なくなる仕事はリサーチや文章作成と考えている―。
「チャットプラス」(東京都千代田区)の「ChatGPT」に関する調査で、こんな結果が分かりました。

調査は全国の20代~60代の男女1,003人を対象に3月に実施。
「ChatGPTを知っているか?」と質問したところ、「説明できるくらい知っている」が10.9%、「名前だけ聞いたことがある」が26.1%、「知らない」が63.0%となり、メディアなどで注目を集め始めていても、まだ6割以上に認知がない状況だと分かりました。

「説明できるくらい知っている」と回答した人に「ChatGPTを使用したことがあるか?」と質問したところ、「何度も使用している」が31.1%、「複数回使用したことがある」が30.3%、「1回だけ使用したことがある」が9.2%、「使用したことはない」が29.4%だった。

利用した目的では「ライティング(20代/男性/会社員)」「英文作成(30代/男性/公務員)」「ビジネスメールの例文(30代/男性/会社員)」「プログラムロジックの参考(40代/男性/会社員)」などが挙げられ、中には「悩み相談(40代/男性/会社員)」という理由もあったそうです。

利用したことがある人に「利便性についてどう感じたか?」と質問したところ、「とても便利だと思った」45.5%、「それなりに便利だと思った」49.4%、「あまり便利ではないと思った」5.1%となり、9割以上が便利だと感じていることがわかりました。

また、「ChatGPTが今後人間の仕事を奪うことになると思うか」との質問では、「思う」が45.6%となり、具体的に奪われそうな仕事については「脚本家。かなり高度で、オチもある物語を作っていたから(20代/女性/無職)」「レジや受付など単純作業のものなので、奪われると思う(40代/女性/会社員)」「プログラミング。自動でコードを書いてくれるから(50代/男性/会社員)」「外科手術。技術の衰えがAIにはないであろうから(60代/女性/会社員)」などの声があったそうです。

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