神社もデジタルサイネージの時代に!京都・八坂神社の西楼門(重文)傍に神社ナビタ

街中や駅など私たちの身の回りには、ディスプレイなどを使って情報を発信するメディア「デジタルサイネージ」があふれかえっています。

そうした中、京都、祇園観光の名所である八坂神社の重要文化財「西楼門」の傍にデジタルサイネージが設置されました。設置されたのは、全国主要駅や自治体庁舎、病院などを中心にデジタルサイネージなどを運用している「表示灯株式会社」(名古屋市)の「神社ナビタ」で、国際化・多様化する参拝者への正しい神社知識の啓蒙や、一層の利便性の向上などを目指しています。

設置されたのは、高さ約2.2メートル、横幅約3.3メートル、奥行約0.5メートルで、中央に電照式の「古地図風周辺案内図」を配置し、周辺案内図の左右に1枚ずつ、計2枚のタッチ式デジタルサイネージを設置しています。

正面に向かって右手側のデジタルサイネージでは、八坂神社のご由緒やご神徳、境内外などの案内、日本古来の参拝方法や手水の作法などを日本語と英語で伝えるコンテンツを発信。

左手側のデジタルサイネージでは八坂神社周辺の協賛企業や店舗情報(全44社)を絵馬型広告で表示しており、タッチパネルでは15秒の動画広告や店舗詳細情報に触れることができるそうです。

設置されたのは、八坂神社の西楼門の右奥。祇園や四条通に面した西楼門と翼廊は歴史的・文化的・美術的にも高い価値があるとされ、八坂神社、東山の象徴として京都市民や世界中の観光客から親しまれる存在です。

神社にとっても、時代の流れは重要となっており、外国人観光客にとっても、利便性の向上を図ることが可能になり、それが地域振興にも役立ちそうです。

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