ストップウオッチをモチーフとした腕時計 「セイコー プロスペックス」から限定発売

「セイコーウオッチ」が2月10日、「セイコー プロスペックス」のクロノグラフコレクション「スピードタイマー」から、国際的なスポーツ競技大会で使用されたストップウオッチをモチーフとした世界限定600本モデルを発売します。

セイコーは1964年、スタート・ストップ機構に「ハートカム」を搭載したストップウオッチを導入。それまで不可能とされていた0.01秒単位の高精度な計時を実現。その8年後の1972年には寒冷地も含めた、あらゆるフィールドでの判読性を高めたストップウオッチを開発しています。このストップウオッチは、1964年のストップウオッチを進化させ、吹雪の中でも計時計測に求められる〝高い判読性〟を追求して誕生したそうです。

雪の中でも数字や目盛り、針を見やすくするため、ダイヤルに光沢のない黒を採用。彩度の高い赤と白で目盛りが刻まれたオールブラックのストップウオッチは、セイコーのスポーツ計時を象徴するマイルストーンのひとつとなりました。

今回の限定モデルは、あらゆるフィールドで高い判読性を保つよう追求したデザインにインスパイアされ、光の反射を抑えたブラックダイヤルを採用。通常よりも彩度の高い朱赤を、目盛りと9時位置のクロノグラフ積算計に配すことで、視認性を高めています。さらに、センタークロノグラフ針と9時位置の分積算針を白く配色して誤読を防止します。

ダイヤル外周部にまで届くセンタークロノグラフ針は、目盛りとの距離を限界まで近づけるため、先端部が曲げられ、判読性を極限まで追求。暗所でも時刻を読み取ることができるよう、時針と分針および5分毎のインデックスにルミブライトを塗布しているそうです。

シースルーバックからは、メカニカルクロノグラフムーブメント「8R46」の精緻な動きを覗き見ることが可能。初代スピードタイマーと同じく、優れた計時精度を実現する垂直クラッチと確実な操作感を実現するコラムホイールを搭載し、セイコー独自形状の三叉ハンマーによるクロノグラフ針の瞬時帰零など高い計測精度や耐久性を実現しています。希望小売価格は385,000円(税込)。

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