丹波栗のガレット・デ・ロワと京都・宇治の窯元のフェーブ 「パーク ハイアット 京都」が50台限定で

フランスで「ガレット・デ・ロワ」といえば「王様のお菓子」の愛称で親しまれるパイです。
そのパイの中に1つだけしのばせておいた陶器製のチャームである「フェーブ」を引き当てた人は、皆から祝福され、その1年は幸福に恵まれると言い伝えられています。

フランスの祭日にちなみ1月6日に家族で切り分けて食べることが習慣とされているそうですが、今では世界中で親しまれ、1月に楽しむスイーツとして広く浸透しているアイテムとなっています。

「パーク ハイアット 京都」(京都市)は2023年1月4日から15日まで、その新年を祝うフランスの伝統菓子「ガレット・デ・ロワ」を販売します。

「ガレット・デ・ロワ」は、発酵バターと国産小麦を使用したサクサクとした食感のフィユタージュ生地に、柔らかく糖度の高い希少な丹波栗と、爽やかながらも濃厚な果実の香りと上品な甘味が特徴の京都・水尾の柚子をふんだんにあしらうそうです。

「ガレット・デ・ロワ」に欠かせないアイテムの「フェーブ」は、京都・宇治の窯元「朝日焼」製で、王冠を模したオリジナルフェーブ。

西洋でフェーブに陶磁器が使われるようになった19世紀、朝日焼では、八世長兵衛が磁器の技術を取り入れ、「白磁」を使用した朝日焼を代表する「宝瓶」(ほうひん)と呼ばれる急須が生まれたそうです。
今回のフェーブにはその「白磁」が使用され、型を使用せず、轆轤(ろくろ)で丁寧に成形しているため、ひとつひとつが個性を持っています。

アンティークのフェーブには白磁ものが多く残っていて、同じように100年200年と長い時の流れの中で、世代を越えて愛されていくものになればという想いが込められているそうです。
価格は4,860円(税込み)で、50台限定販売。

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