新しい魚食の楽しみ方を提案するサイト「&fish〜魚がつなぐヒトとミライ〜」青森・岩手・宮城・福島・千葉の水産加工業者19社が集結

被災地水産業の本格的な復興や魚の新しい食べ方やおいしさをもっと知ってもらおうと青森・岩手・宮城・福島・千葉の水産加工業者19社が集結したポータルサイト「&fish〜魚がつなぐヒトとミライ〜」がオープンしました。

サイトは、水産業で重要な位置を占める青森県・岩手県・宮城県・福島県・千葉県の第一線で活躍する水産加工業者が、魚食の新たな楽しみ方を通じて、新商品を開発し、販売。

魚を獲る人、加工する人、売る人、食べる人、魚とつながるあらゆる人が当事者意識をもち、一つにつながっている海と海洋資源を守りながら、魚と人との関係を、もう一回見直すきっかけとなるようにと願いをこめて立ち上げたそうです。

本プロジェクトに参画する各事業者の紹介や各事業者が開発した新しい水産加工品の紹介、新しい水産加工品ができるまで、またその背景にある想いについてのレポートや、消費者が自宅で試せる水産加工品を使った簡単レシピ動画など、さまざまなコンテンツが掲載されていくそうです。

豊かな海に囲まれた日本は、生活とは切っても切り離せない魚食の歴史があります。先人の知恵や工夫によって、日本の風土に合った保存技術を進化させながら、私たちは魚と共に歩み、育ってきました。それはまさに、日本が誇れる食文化。

しかし近年では、ライフスタイルの変化により魚の処理を敬遠し、代わりに手軽な肉類を好む傾向が増え、魚食の需要は減少しつつあるのが実態です。

コロナ禍によって健康に意識を向ける人は増えていることから、いまこそ、魚食を見直す良い機会と捉え、「限られた資源である魚を過剰消費ではなく、必要なものを必要なだけ、価値を感じられるものを一人一人がきちんと選べるようにする」ために「&fish」が誕生したそうです。

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