渋谷ヒカリエで「生生流転~西表島の自然と暮らし展~」西表島の豊かな自然・日常・文化を写真や映像で展示

西表島を舞台にしたドキュメンタリー映画「生生流転(せいせいるてん)」』の世界観を味わえるイベント「生生流転 ~西表島の自然と暮らし展~」が22日から25日まで、渋谷ヒカリエ8階のギャラリースペース「aiiima1」で開かれます。

西表島の「明日」のために、ツーリストも一緒に考え行動するプロジェクト「Us 4 IRIOMOTE」(アス・フォー・イリオモテ)の主催で、23、24、25日には、西表島から染織家の石垣昭子さん、仲程長治監督が参加して「生生流転 -石垣金星追悼 特別編」試写とトークイベントも開催されます。

「Us 4 IRIOMOTE」は、西表島の豊かな自然と文化を「明日」に継承していくために「私たち」ひとりひとりができることを考え行動していくプロジェクト。

2019年4月15日(イリオモテヤマネコの日)にスタートし、旅先への敬意と思いやりを忘れないという「エシカルな旅」を提唱。「エシカルな旅」体験ツアーの開催や、マイクロプラスチック問題について考える「530アートBOX」の設置など、さまざまな形での啓蒙・普及活動を展開しているそうです。

2021年には、西表島の豊かな自然と、その自然を壊さぬよう伝統を大切にして生きている島の人たちの暮らしを静かに追いかけたドキュンタリー映画「生生流転」を公開したほか、2022年4月からはポッドキャストで「エシカル・ラジオ」もスタートさせています。

「生生流転 ~西表島の自然と暮らし展~」の会場には、仲程監督による「西表島の自然と暮らし」をテーマにした写真・映像が展示されるほか、映画の主たる登場人物で、今年6月に急逝された西表島の郷土歴史家・石垣金星さんを偲ぶコーナー、「Us 4 IRIOMOTE」が提唱する「エシカルな旅」を学べるコーナー、アーティスト長場雄さんのアートワークを用いたチャリティグッズの販売などが行われます。

トークイベントに参加する石垣昭子さんは沖縄県竹富島生まれの染織家。西表島の伝統行事「節祭」の衣装を復元するなど、島の植物による伝統的な染織の復興に取り組んでいるそうです。

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