遊びながら脱炭素を学べるボードゲーム 暮らしの中のアクションを考えよう

脱炭素は今後の地球環境の維持のために不可欠な世界的な課題。年末年始は、脱炭素を遊びながら考えようというボードゲームが登場します。

ペーパープロダクト製作などを手がける「丸義モリカワ」(名古屋市)は12月2日に発売する「CN2050〜脱炭素ボードゲーム〜」で、「よりCO2削減出来るアクションを選択する」クイズとすごろくを利用した馴染みやすいルールで、「暮らしの中の脱炭素アクション」を知って考える機会を得ることができるそうです。

「温暖化」「気候変動」「カーボンニュートラル」「脱炭素」と聞いても、実際はどうしたらよいのかよく分からないことも多く、なかなか自分事として捉えることができないのも実態です。そんな状況の中で同社は「製品でみんなが楽しく知ることが出来たら」と、「エビデンスのある、暮らしの中の脱炭素」をテーマとしたボードゲームの開発に着手したそうです。

基本ルールは「よりCO2削減出来るアクションを選択する」クイズとすごろくを利用した馴染みやすいゲームデザイン。1~6人で遊ぶことが可能で、ルールは8歳以上向け。

2枚のカードに書かれたアクションのうち、どちらがよりCO2削減量が高い(またはCO2排出量が少ない)行動かを考えて選択。選んだカードのCO2ポイント分を、アースボードから雲形のCO2ポイントチップを増減させます。カードには、実際のCO2削減量(または排出量)が表示されています。
この数値はゲームのい結果には影響しませんが、どんな行動にどのくらいの効果や影響があるのかを正確に知ることができる仕組みになっています。

プレイ時間は約20~30分で、時間的には学校の授業1時限で、説明・プレイ・振り返りが出来るボリュームとなっているそうです。

監修は、人間が豊かな暮らしを追求しながらも環境に与える負荷を低減していけるよう、環境工学の観点から自治体や建築分野でのSDGsなど研究を行っている法政大学の川久保研究室。価格は3,850円(税込み)

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